今期、J2への降格が決まった、大分トリニータが報道によると経営破たん状態で、Jリーグから融資を受けることが決定したそうです。
詳しい財務情報を見ていないので、はっきりしたことはわかりませんが、もともと経営的に厳しかったところに、今期の不振が重なり、さらに、メインスポンサーの撤退や、スポンサー料の未収など、複数の要因が重なって、一気に実質的に「破たん」状態に陥ったようです。
トリニータは昨季、ナビスコカップを制し、また、リーグ戦でも4位に躍進するなど、堅守速攻をベースにしたサッカーで大きく躍進しました。
その躍進したことが、今期裏目に出てしまっているのかもしれません。
成績が上昇すれば、それに伴って、入場料や、賞金収入などが増えたと思います。
しかし、安定収入を意味するスポンサー収入は成績が上がってもなかなか増えません。
逆に、成績が上がれば、選手の年俸は上がり人件費等の経費が膨らみます。
つまり、収入が増えても、それ以上に、出ていく経費のほうが多ければ、年間での損益も逆にマイナスになってしまい、入るお金よりも出ていくお金のほうが多くなり、債務(借入)がますます膨らんでいくという悪循環になります。
しかも、今期の成績は予想外の不振に陥り、早々とJ2降格が決定するなど、成績が伴っていて、初めて何とかなる状態だったものが、目算が崩れた形となっています。
そして、今期、移籍金の規定が変更になり、金崎や西川など有望な若手を多く抱えている大分が、これまでであれば、選手が移籍した場合、何億円という移籍金収入があったはずなので、それがなくなったことは、優秀な若手を育成し、移籍金で収入を得るというビジネスモデルも崩れたことになります。
これにより、トリニータの万策が尽きたといえます。
トリニータは、多くの地元サポーターにも愛されている地元密着を手本にしたようなクラブといわれています。
クラブの規模等は縮小せざるを得ませんが、再び、トリニータがJ1の舞台に戻ってくることを切望します。
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