上海に行く前に、中国が不況に突入したという記事を読んでいたので、どうなっているんだろと思っていましたが、



こと上海に限って、しかも、私感ということであれば、決して、不況に突入したという感じは受けませんでした。



依然、購買意欲は旺盛です。



ただし、聞いたところによると、不動産価格は、以前のような急激な上昇はなく、ところによっては価格が下落をしているということです。



中国の国内市場は、一部製品については市場に飽和感があり、生産調整が必要な段階ですが、この件についても、以前から言われていることなので驚くことではありません。


また、輸出型の製造業が、世界経済の後退や中国政府の政策により、業績を悪化させています。



やはり、今後中国は、輸出型の産業構造から、国内需要を拡大するような方向性が重要であるように思います。



つまり、現在所得が少ない、労働者や農村部の農民等の所得を挙げることにより、内需を拡大させることだと思います。



少なくとも、中国は日本に比べて、成長の余地が多く残っています。今後、日本企業は、生産基地としてではなく、市場としての見ることが重要です。



中国市場を過大に評価してはいけませんが、世界経済が回復する牽引役は中国を含めた新興国の経済成長だと思います。



「生産基地→市場」の考え方で中国進出が必要です。



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