英国の高級洋食器「ウェッジウッド」などのブランドで知られる大手陶磁器メーカー、ウォーターフォード・ウェッジウッド社が破たんしたというニュースは、とても衝撃的なニュースです。
ということで、このブログでは、しばらくブランドについて考えてみたいと思います。
「ブランド」とは何か?
簡単に言うと、ブランドの機能は、以下の3つです。
1. 識別機能……自社製品と他社製品を区別するためのブランド(名前)で、具体的には型番、愛称、機能名などです。
2. 品質保証・出所明示……製造元等を明らかにして、品質を保証する元としてのブランドで、具体的には企業名、ハウスマーク、企業ブランドなどです。
たとえば、家電品であれば、パナソニックの製品なら、詳しくカタログなので性能を確認しなくても「大丈夫だろう」という消費者側の信頼を意味します。
3. 意味付けないしイメージの付与……製品の機能に意味を与え、独自のイメージを形成し、「ブランド世界」を構築するシンボルとしてもブランドということになります。現在のブランド戦略では、この3の機能が重要視されています。
さて、このブランドが重要視されるようになったのはいつ頃からでしょうか?
1980年代後半、アメリカの経済不況により、強いブランド(上位ブランド)しか生き残れないという危機意識が生まれました。
そこで、「ブランド」取得を目的としたM&Aが盛んにおこなわれるようになりました。
ウェッジウットが敵対的な買収を受け、それを回避するために、アイルランドのガラスメーカーであるウォーターフォード・クリスタル社と合併したのが1986年です。
また、ネスレ社が「キットカット」のローンタリー社や、ミネラルウォーターのペリエ社を買収したのもこの時期です。
このとき、ネスレ社が買収した金額は、実態価格の5〜10倍といわれ、無形資産であるブランドの金銭的価値が改めて認識されました。
ここで提示されたのが、ブランド・エクイティ(価値)問題です。
ブログランキングに参加しています。v( ̄∇ ̄)v
↓
- カテゴリ:
- マーケティング

