予定より1カ月ほど遅れて、アップル社の「iPad」が発売されました。


ニュースで見ていると、何のためだかわからないのですが、毎度おなじみの発売前の行列が。


うがった見方をすれば、いろんな意味で、「サクラ」がどのくらい含まれているのか。


とにかくいの一番に手に入れたいという消費者はいます。



いわゆる、ロジャースの「イノベーション普及モデル」でいう「革新者」またの名を「新しい物好き」


ただし、このヒトたちは、新しいモノを手に入れることに意味を感じるヒトたちなので、今日みたいにニュースのために行列を作ってくれる以外は、これからの「iPad」の普及には貢献しません。


問題なのは、このひと騒動が終わってから、「iPad」を試そうと思っている、初期採用者と呼ばれるヒトたち。またの名を「iPadのオピニオンリーダー」。


この人たちが、冷静に新しいイノベーションであるiPadを評価するので、どう追随者と呼ばれる、その他の消費者に情報を伝達し、


その他の消費者の購買意欲を高められるかどうかで、


「iPad」が急激に普及するかどうかが決まってきます。




しかし、今回の発売騒動。


マスコミもこぞって取材し、並んでるヒトたちにインタビュー。


悪く言うわけないでしょ。わざわざ並んで買ったんだから。


さらにスタジオでは、なぜだか実物が。


MCがそれを使って「これはすごい!」を連発。


マスコミも落ちたもんだ。


露骨な広告ほしさのパブリシティ。


気持ち悪くなります。


(アップル社やソフトバンクがうまいとも言えますが‥‥)


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