子ども手当について、元厚生労働大臣の坂口さんの試案が公表されました(http://www.chikara.serio.jp/topics/topics.cgi)。


以前にも書きましたが、従来の公明党案では、実質増税になる世帯が多いことから、修正案的なモノです。


坂口私案の前提となる問題点については、(4)の一部を除いて、私もほぼ同様の認識ですが、


それに対する坂口私案ですが、

対象年齢  0歳〜中学生まで。
 手当額(月額)  3歳未満     1.5万円
            3歳以上     1.0万円
            第3子以降   1.5万円

 所得制限  あり。95%が支給される水準
       扶養親族3人の被用者1,200万円未満

と、いうものです。


ある意味、折衷案的色彩が強くなっています。


この案によるシュミレーションを見ると(http://www.chikara.serio.jp/topics/img/31-2.jpg)、所得800万円世帯と、1500万円世帯が増税となるシュミレーションです。


しかし、このシュミレーションは、夫婦+子ども1人で想定しており、子ども2人、及び、支給額が増える3人以上のシュミレーションがありません。


また、分岐点になるのではないかという、600〜700万円世帯のシュミレーションが「あえて(としか思えない)」飛ばしてあります。


また、このシュミレーションは、所得税と住民税を合わせたモノと考えられますが(その説明もありません)、自営業者の国民健康保険料やその他の助成金・補助金のことが全く加味されていません。


とても乱暴なシュミレーションで、これを根拠に議論するというのは、まやかしです。


子ども手当をどうするかは、大震災の復興資金という大命題の中で、減額・廃止ありきでススメられていますが、


「実質増税になる人が増えるから、それじゃ、もうちょっと支給額を増やして」みたいな、議論ではなく、納得できる正確なシュミレーションによる、説明をしたうえで、こうしますという結論が必要です。


「バラマキだからやめる」という乱暴な発言は慎むべきです。


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