先日、税理士事務所へのコンサルティングをする、某コンサルタント会社の営業が私の事務所にやってきました。


私自身、ホームページの運営を悩んでいるので、とりあえず聞いてみたのですが、


やはり、「価格訴求」が一番効果的だということ。


特に、「月額○○○円〜」というのは、問い合わせ件数を増やすためには、「一番」と力説していました。


まぁ〜それもわからないわけではないのですが、


価格訴求をしないと決めている私にとっては、「他にないのか」を聞きたかったわけで、


それなら別にわざわざ時間を割く必要もなかったような。


私が価格訴求をしない理由は、


第1に、「品がない」ということ。


税理士業というのは、「先生」と呼ばれている以上、それなりの品格を持って仕事をしなければならないと思っているので、「品がない」と思われるのは、自分自身のブランドを傷つける危険性が高いということです。


第2に、税理士のサービスは、「需要の価格弾力性」が高い商品だとは思っていないので、価格競争には向いていないと考えています。


税理士業の市場規模は、価格を下げたからといって、拡大するわけではありません。たんなる、パイの分捕り合いをやっているだけです。


低価格競争は、価格を下げることによって、市場規模の拡大があって初めて成り立つものです。そうでなければ、市場規模は同じ税理士関与件数があったとしても、減少します。


共存共栄が是だとは思っていませんが、無理な価格競争は業界全体の衰退を招き、最後は自分のところに跳ね返ります。


しかしながら、税理士を選ぶ側の立場になると、


やはり、世間的に税理士のサービスがわかりにくく、それなら、「品質」ではなく、「価格」を税理士選びの選択基準にしようとするのも、わからないわけではありません。


これは、私も含めて、これまで税理士業に携わってきた人間の怠慢だったかもしれません。


Webで税理士で探す人たちは、大多数は第一選択は「価格」。


あとは、「あってから」。


という行動が読み取りことができます。


それがわかっていても、私は「価格訴求」はしません。


第1の理由があまりにも大きいからです。


税理士は品格を持って、中小企業の模範となるべきです。


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