今回の大津市のいじめ事件。


報道が収まる気配がありません。


大津市教育委員会の記者会見。


いつものように、市役所記者クラブの定例会見みたいにシャンシャンで終わると思っていたら、


いつもとは違うただならぬ気配。


多くのテレビカメラが入り、発言者の姿を全国のテレビ画面に映し出しています。


だらだらの襟のクールビズで、もごもごと、専門家でもないのに法律用語を並べ、これは最悪です。


案の定、鎮静化のために行った記者会見が、火に油を注ぎ、


守るはずの加害者の人権やプライバシーもインターネット上に流出。


学校への爆破予告もありましたが、


加害者少年や、担任教諭の家にも、多くの嫌がらせがおこっているでしょう。


今回の記者会見。


その服装をふくめた態度という第一印象も最悪ですが、


内容を隠したということを初回に行ってしまった以上、


東電の記者会見と一緒で、ここから何を言っても、信じてもらえないでしょう。


不祥事等の謝罪の会見は、とても難しく、どうこたえても批判はされます。


しかし、最近では市川海老蔵さんや、生活保護受給問題の河本さんの記者会見のように、うまく鎮静化させた
記者会見もあります。


とにかく、非を認め、答えられる質問に対しては誠実に対応する。


これが重要です。


この自殺問題の報道がいつまで続くかはわかりませんが、


今後、一方的な報道が続くでしょう。


これは、大津市教育委員会の大失態です。


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