愛知県尾張旭市 新井会計のマーケティング・ブログ。

マーケティングとサッカーをこよなく愛する税理士のブログです。

2009年06月

ちょっと気になる新製品〜「キリン コクの時間」



サントリーのPBブランドのニュースに驚きを感じましたが、第3のビールでは「のどごし〈生〉」が好調のキリンが、第3のビール4ブランドめの新製品「コクの時間」を投入しました。


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サントリーのPBブランドの投入は、チャレンジャーとして、従来の差別化要因以外の部分で差別化(価格・流通チャネル)した戦術です。


それに対して、キリンのこの新製品「コクの時間」の投入はまさにリーダーとしての戦術で、さまざまな消費者ニーズにこたえることで、(第3のビールの)市場拡大を狙っています。


ニュースリリースを読む限りでは(http://www.kirin.co.jp/company/news/2009/0422_01.html)、「味」は、好調の「のどごし〈生〉」と逆のポジショニングをしています。


つまり、「味覚」は、「すっきり」⇔「コク」という真逆のポジショニングになっています。


このことは、第3のビールに対して、消費者がもつ「コクのある味を楽しみたい」というニーズに対応し、市場拡大を狙う戦術といえます。


まさに、従来からのビール事業の正当なマーケティングの戦術です。


しかし、第3のビールは、あくまでもビール系飲料全体から見ると低価格普及品であり、需要の価格弾力性が高い製品です。


差別化要因は「味」より「価格」だと、消費者は判断するのではないかと思います。


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イオンとセブン&アイ、100円の「第3のビール」を発売へ。しかも製造はサントリー。


これは驚きのニュースです。


大手流通企業のイオンとセブン&アイがサントリーと共同開発でプライベート・ブランド(PB)の第3のビールを投入するということです(http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-38771220090629)。



サントリーの立場で考えてみると


昨年、第3のビールである「金麦」の値上げ時期を他社よりも遅らせたことにより、ビール系飲料のシェアでサッポロを抜き3位となりました。また、ビール事業では初の黒字となりました。


この事実によって「ビールは価格政策は有効ではなく、競争要因にならない」という考え方を覆し、需要の価格弾力性(価格の上下により需要が大きく変動する)が高い製品で、「価格政策が有効」であることが明らかになりました。


今回の流通大手との共同開発は1年以上前から進められてきたということですが、これは昨年の価格戦術の同一線上にある「価格政策」といえます。(+取扱量増)


他のビール大手3社にとっては、「価格競争は避けたい」というのが本音だと思います。しかし、第3のビールのように低価格志向が強い製品の需要が、安価なPBに流れる可能性が高く、別の一手を打つ必要性が出てくるのではないかと考えられます。


サントリーにしては、昨年奪取した「第3位」と「黒字化」を確実なものとして継続するために戦術であると思います。



小売側の立場としては、今回のビールの共同開発は「目玉」商品となるようなPBです。


最近はセブン&アイの「セブンプレミアム」のように、大手メーカーとの共同開発によるPBが増えてきましたが、ビールのPBは海外のビールメーカーに委託製造することが多く、製品に対する安心感という点ではマイナスイメージだったのではないかと思います。


それが、国内大手のサントリーの製造ということで、イメージとして製品の品質を保証し、消費者に安心感を与えることになります。


いずれにしても、今回のこの共同開発は画期的な戦術といえます。



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「インターネットの情報(ブログ・掲示板)を信用しますか」というアンケートをしてみました。



最近、インターネットの情報の影響力が高くなってきたということが言われています。


その中で、インターネット情報の最大の欠点が「信頼・信用力」のなさだと考えられます。


そこで、2校の学生に「インターネット情報を信用しますか」というアンケートを「する」「しない」の2択で実施してみました。


さらに、その理由も書いてもらいました。


その結果、回答者は全員で82人です。


結果 消極的なものも含めて「信用する」と回答したのが、61%


「信用しない」と回答したのが39%となりました。


この数字よりも、理由のほうに興味深い意見がたくさんありました。


総じて、「信用する」と回答した学生でも、インターネットの情報を、完全に鵜呑みしているのではなく、そのブログや掲示板は信用できるか否かを、自分の定規で判断し、きちんと情報について取捨選択をしているということです。


私たちの世代よりも、彼ら学生のほうが、インターネットとの付き合い方を知っているようです。


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「暑い」ときに、「熱い」本はいかがですか。〜野口吉昭著『コンサルタントの「現場力」』


コンサルタントになりたいヒトのための本ではありません。


しかし、ビジネスの現場で必要な力(コンサルタントに限りません)がまとめてある1冊です。


コンサルタントの「現場力」 どんな仕事にも役立つ! プロのマインド&スキル (PHPビジネス新書)コンサルタントの「現場力」 どんな仕事にも役立つ! プロのマインド&スキル (PHPビジネス新書)
著者:野口 吉昭
販売元:PHP研究所
発売日:2006-08-19
おすすめ度:4.0
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大手書店に平積みで置かれていたので、うっかり買ってしまいました。


実際のコンサルタントのテクニックがかかれているわけでありません。どちらかというと、精神論的なものが強調されていると思います。


以前紹介した三枝匡氏に共通しているものがあると思います。


共通していることは「熱さ!」です。


自分に与えられた仕事に対しての「熱さ!」です。


読んでいると「熱」苦しいと思えるほどです。


仕事に対して、情熱を失いかけているヒトにはおススメです。




ちなみに、私もよく「暑」苦しいといわれています。


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振り向けば「フレッシュネスバーガー」〜ニッチに特化したハンバーガーショップ



ハンバーガーのカフェ、フレッシュネス。大人がくつろげるバーガーカフェ。というコンセプトで展開しているのが「フレッシュネスバーガー」


規模的には現在は210店舗(2008年10月)で、まだまだ、モスの1328店舗(2009年3月)には規模的には及びません。


しかし、最近のモスバーガーの戦術展開を見ていると、何か焦りのようななものを感じます。


正面の強敵マクドナルド。


側面の敵コンビニエンスストア


そして、後ろから迫り来る後発のフレッシュネスバーガーといったところでしょうか。


フレッシュネスバーガーのコンセプトは明快です。


マクドナルドがメインターゲットとするファミリー層を捨て、くつろぎ空間を作り出し(本来のスターバックスと同じような)、ちょっと贅沢な気分を味わいたいオトナをターゲットにしています。



しかし、この層はもともとモスがターゲットゾーンにしていたのではないでしょうか。


しかも価格帯は、モスよりも100円ぐらい高い設定になっています。


モスにしてみれば、上位価格帯はフレッシュネスバーガーという新参者にたたかれ、低価格帯はマクドナルドの巨人に抑えられ、かなり窮屈になっています。


モスも、明確なターゲットソーンを設定しないと、ますます苦しくなるかもしれません。


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