先日、アップした、テレビをどれくらい視るかという調査(http://arai-smaoffice.livedoor.biz/archives/2000034.html)。
女子学生のテレビへの接触時間が短いことに、びっくりしたのですが、
追加で、別の大学も調査してみました。
C大学
見ない 〜30分 〜1時間 1〜2時間 2時間〜
男性 14.5% 7.3% 12.7% 3.6% 61.8%
女性 21.6% 18.9% 18.9% 5.4% 40.2%
全体 17.4% 12.0% 15.2% 4.3% 51.1%
A大学
見ない 〜30分 〜1時間 1〜2時間 2時間〜
男性 0.0% 22.6% 16.1% 19.4% 41.9%
女性 2.0% 14.0% 12.0% 4.0% 68.0%
全体 1.2% 17.3% 13.6% 9.9% 58.0%
見ない 〜30分 〜1時間 1〜2時間 2時間〜
男性 9.3% 12.8% 14.0% 9.3% 54.7%
女性 10.3% 16.1% 14.9% 4.6% 54.0%
全体 9.8% 14.5% 14.5% 6.9% 54.3%
その結果、別の大学では、それほど極端な結果が出ませんでした。
アンケート用紙を再度確認しましたが、回答そのもには、ほとんど、きっちりしていたので、これは、大学の立地の違いではないかと考えています。
ちなみに、両校とも中部圏では著名な大学ですが、、先にアンケートをしたC大は、交通の便の良い場所に立地し、付近も様々な商業施設等があります。
なので、学校帰りにバイトをするにしても、ダブルスクールで専門学校へ行ったりするのも、遊びに行くのも便利ということです。
もう一つのA大は、この4月から名古屋駅のそばに移転しましたが、それまでは、名古屋市郊外に立地し、C大に比べれば不便な場所に立地していました。
視聴時間帯を視ていると、朝と、学校等から帰った時間帯から深夜という時間帯を視るということですが、たとえば、学校からの帰りが遅くなれば、視だす時間が遅くなるので、その分、視聴時間が短くなるということではないでしょうか。
つまり、郊外型の大学の学生は、学校の通学だけで、帰りに何かをするということが少なく、家に帰る時間が早い分、「テレビを視ない」という学生の数が少なくなったのではないかと考えています。
また、2時間以上と答えている学生は、「とりあえずつけている」という意見が多く、前回も書いたように、「〜しながら」というのが多く、テレビの前でずっと座ってみているというわけではなさそうである。
よく見る番組については、やはり「ドラマ」と答えている学生少なく、多くは、朝は情報番組、夜はニュース、そしてバラエティで、人気が高いのは、「アメトーク」と「ロンドンハーツ」と答えています。
今回、合わせて、新聞の購読時間の調査もしてみました。
C大学
とってない 0分 0〜10分 10〜30分 30分〜
男性 17.6% 9.8% 19.6% 33.3% 19.6%
女性 27.0% 24.3% 10.8% 32.4% 5.4%
全体 21.6% 15.9% 15.9% 33.0% 13.6%
愛知大学
とってない 0分 0〜10分 10〜30分 30分〜
男性 19.4% 12.9% 19.4% 35.5% 12.9%
女性 16.0% 22.0% 32.0% 24.0% 6.0%
全体 17.3% 18.5% 27.2% 28.4% 8.6%
合計
とってない 0分 0〜10分 10〜30分 30分〜
男性 18.3% 11.0% 19.5% 34.1% 17.1%
女性 20.7% 23.0% 23.0% 27.6% 5.7%
全体 19.5% 17.2% 21.3% 30.8% 11.2%
新聞の接触時間については、NHKの調査でも、総務庁の調査でも、若年層については、大きく時間を減らしているという結果が出ていますが、「とっていない」と「とっていても読まない」を合わせると40%近くが、全く接触しておらず、新聞をゆっくり、熟読するといった学生はほとんどいないといえます。
数人の学生は、隅々まで、何時間もかけて読むと回答していますが、この世代が社会の中心層となり、新聞の定期購読をやめれば、「新聞業界の明日はない」ということになります。
また、テレビとは違い、新聞は、シニア層の接触時間も低下傾向です。
つまり、新聞メディアの特徴である、論説性とか詳報性はまったく機能しておらず、ササット見出しだけ読んでいくという使い方なら、新聞の存在価値はありません。
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