最近、家電量販店に行くと、ずいぶんテレビの売り場がせまくなったなぁと感じます。
国内市場は、テレビ放送の地上デジタル化を受けて、買い替え需要の前食いが響いて、
いまだに、テレビ販売が苦戦をしているようです。
そんな時に、ソニーは4Kテレビを発表しました(http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130411-00000001-biz_fsi-n)。
テレビ事業部の赤字垂れ流しが続く中、起死回生のヒット作になる期待を込めて、
技術のソニー(古いか!?)が、満を持して発表しました。
ソニーの技術力は折り紙付きですが、
はたして、本当に起死回生のヒット作になるのでしょうか。
ソニーとしては、シェアを取れども黒字化しない汎用型の薄型テレビから、
高付加価値(高繊細化)商品を、狭いターゲットに対して、
販売し、利益を上げようとしている戦術はよくわかりますが、
今回の4Kテレビに、どれだけの消費者が価値を認め、汎用型薄型テレビとの差額を払うかということには、
極めて疑問を感じます。
ソニーのことですから、綿密な市場調査の結果、
これぐらいの消費者が、この価値なら、これぐらいの金額を出すということは調査したとは思いますが、
はたして、それほどの市場の広がりを見せるかは疑問です。
やはり、今の生活を根底からひっくり返すような、
新しいライフスタイルを提案する、画期的な新商品を送り出してこそ、
ソニーだと思うのですが。
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