税務調査というと、どういうイメージをみなさんはお持ちですか?

やっぱり、イヤなものですよね。
税理士である、私も立ち会うのはあまり楽しくありません(当たり前ですが)。

以前は「お土産を持たして帰せばよい」と言われていたらしいのですが、今はそんなことはないと思っています。
正確に記帳をして、正確な決算をおこなっていれば、何も恐れることはありません。だいたい是認と言う形で終了します。ただ、どうしても人間のやることですからミスはあります。そこを指摘されたときは、ミスはミスとして潔く認めて修正すればそれですむことです。

税務署のOBの税理士の話を聞いたところによると、調査官は納税者を「性悪説」で見るそうです。だから、納税者を「税金をごまかしている」という色眼鏡で最初から見ているので、とても、不愉快な思いをされた方も多いと思います。
その態度に対してケンカ腰にならないほうが得策です。

落ち着いて、「そうですか、それではどういうように記帳すればよかったのですか?センセイ」とでも切り返せば、相手も人間ですから、悪い気はしないとお思います。
ただし、あまり調子に乗らせるとズに乗るので注意が必要です。

新井会計事務所