「味ぽん」のミツカン。
驚き!その1。
ユニリーバからパスタソース事業を2000億円で買収。
驚き!その2.。
社長交代。中埜家以外からの生え抜きの人材。
ミツカングル―プは優良企業です。
しかしながら、26年2月期決算を見ると、各事業とも安定はしているものの、大きな伸びもなく、
少子高齢化が進む国内市場だけでは、明らかに頭打ち状態で、今後の企業成長は望めません。
1月に発表されている中期5か年計画でも、「事業のグローバル化を進め、健全な成長を目指すと」とされており、
今後の成長を海外にゆだねることが明らかです。
もともと、すしが世界的に普及するのに合わせて、ミツカンのすし酢は有名なところに、
ヨーロッパでは老舗食酢メーカーを次々と買収し、
さらに、アメリカで今度はパスタソース。
ただし、今回の買収は金額が2000億円と、ミツカングループの一年の売上を上回り、
かなり、リスクの高い経営判断といえます。
そして、それに合わすかのように、社長を創業家以外からの抜擢。
ミツカンのような同族会社が、過去の伝統をからの脱皮を図っているのか、ワンポイントなのか。
安い酢で、江戸にすしを普及させたミツカンが今度は世界に何を普及させてくれるのか。
今後の動向に目が離せません。
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