南京事件についての河村名古屋市長の発言が波紋を呼んでいる。


当然のことながら、中国側の対応は、予想できたことであり、河村市長の謝罪ないし訂正がない限りは、この問題に終止符を打つことはないであろう。


ただし、今回の発言に関して、あたかも、河村市長が「南京事件での虐殺行為を否定した」と報道されているが、


はたして、河村市長の真意はそこにあったかどうかは疑問である。


単に、河村市長のお父様が南京で、親切にしてもらったことを強調したいがためだったのかもしれない。


しかし、報道側は、そんな前後の脈絡は飛ばして、報道するので、今回のような騒動になるのではないかと考えられる。


最近、報道側の節操のなさを強く感じている。


あえて言うなら、わざと事件化し騒ぎ立てているのではないかと思われることが多々ある。


河村市長も、大都市名古屋の首長として、発言は気を付けるべきで、この発言が日中間の外交問題に発展してしている以上、強気で突っぱねるのか、謝罪するのか、早急に着地点を探さなければならない。


名古屋圏の産業は、トヨタをはじめ製造業が多く、これ以上の中国との摩擦を望まないと思われることから、日本語と中国語の微妙な言い回しをうまく利用して、どちらの顔が立つように、うまく処理すべきであろう。


それには、当然、報道側が無責任なちゃちゃを入れないことが条件ではあるが。


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