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神奈川県の神田高校というところで、公表されている入試基準以外の服装基準等で合格者を不合格にした校長が更迭されてそうです。
賛否はいろいろあると思いますが、私自身はこの校長の考えはよくわかります。
昨日、私は非常勤講師の仕事で、ある大学で講義を行っていました。
現在、他の大学でも非常勤講師を務めていますが、講義が私語でうるさくなるということはありません。
私の担当している科目は大教室科目なので、100人〜250人ぐらいの履修者がいますがので、完全に静寂を守るのは難しいのですが、講義を中断して「静かにしてください!」という必要はありません。
ところが、昨日、いった大学だけは、ほっておくと、騒がしくなります。
何回も注意をして講義を進めようとするのですが、すぐに騒がしくなります。
原因は一部のごく限定された学生が、ほとんど、ずーとしゃべっており、そこから、波が伝わるように、教室全体がうるさくなります。
特に黒板を書いている時などの伝わるスピードは速くなります。
そうです、彼らは、ノートを持ってこないので、私が黒板を書いているときは、最も暇な時間なのです。
そうかといって、パワーポイントの使用は、意味がありません。
以前、黒板を書くからうるさくなるのかと思って、パワーポイントを使用して講義をしたことがありますが、全くの逆効果です。
教室を暗くすることは、顔を見えにくくすると思うようで、さらに、しゃべります。
昨日は何度も、何度も「静かにしなさい!」と注意したので、
一人の学生が、「うっせいなー!」と一言。
さすがに、私も大人げなく切れて、「今言ったやつは出て来い!」とすごんでみました。
もちろん出てきません。
以前なら、意地でも学生を見つけ出して、首根っこを捕まえて、教室の外に放り出したのですが……。
私の基本的な考え方は「悪貨は良貨を駆逐する」と思っています。
真面目に聴こうとする学生がいる以上、こちらも、精一杯の講義をしようとしているのですが、それを邪魔しようとする学生がいれば、排除するべきだと思っています。講義を聴く権利を維持するほうが大切だと思っているからです。
この一部学生を排除すれば、教室内はかなり落ち着くと思います。
神田高校の校長先生も同じことを考えたのではないかと思います。
しかし、現状の大学の考え方は違います。
「出席は必ず取ってください」
→だから来なくてもいい学生が来ます。
→学生は出席さえすれば、単位が取れると思っています。
→出席だけで単位を出している先生がいます。
→不合格率が高いと「先生の教え方が悪いからだ!」となります。
数年前、ある学生を外に出したら、その学生が教務課に駆け込んで、私が教務課から「そういうことはやめてください」と注意されました。
大学は学生に甘すぎます。
大学はお客さんですが、大学にとっては、社会に送り出す「商品」でもあるのです。
その学生を「あまあま」状態で卒業させるのは、社会のためにならないと思っています。
非常勤がクビになっても、今年は厳しく採点して、再試で救済することもしないつもりです。
少し脈絡がなくなりましたが、私は昨日の「うっせいなー!」にはかなり怒っていなす。
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神奈川県の神田高校というところで、公表されている入試基準以外の服装基準等で合格者を不合格にした校長が更迭されてそうです。
賛否はいろいろあると思いますが、私自身はこの校長の考えはよくわかります。
昨日、私は非常勤講師の仕事で、ある大学で講義を行っていました。
現在、他の大学でも非常勤講師を務めていますが、講義が私語でうるさくなるということはありません。
私の担当している科目は大教室科目なので、100人〜250人ぐらいの履修者がいますがので、完全に静寂を守るのは難しいのですが、講義を中断して「静かにしてください!」という必要はありません。
ところが、昨日、いった大学だけは、ほっておくと、騒がしくなります。
何回も注意をして講義を進めようとするのですが、すぐに騒がしくなります。
原因は一部のごく限定された学生が、ほとんど、ずーとしゃべっており、そこから、波が伝わるように、教室全体がうるさくなります。
特に黒板を書いている時などの伝わるスピードは速くなります。
そうです、彼らは、ノートを持ってこないので、私が黒板を書いているときは、最も暇な時間なのです。
そうかといって、パワーポイントの使用は、意味がありません。
以前、黒板を書くからうるさくなるのかと思って、パワーポイントを使用して講義をしたことがありますが、全くの逆効果です。
教室を暗くすることは、顔を見えにくくすると思うようで、さらに、しゃべります。
昨日は何度も、何度も「静かにしなさい!」と注意したので、
一人の学生が、「うっせいなー!」と一言。
さすがに、私も大人げなく切れて、「今言ったやつは出て来い!」とすごんでみました。
もちろん出てきません。
以前なら、意地でも学生を見つけ出して、首根っこを捕まえて、教室の外に放り出したのですが……。
私の基本的な考え方は「悪貨は良貨を駆逐する」と思っています。
真面目に聴こうとする学生がいる以上、こちらも、精一杯の講義をしようとしているのですが、それを邪魔しようとする学生がいれば、排除するべきだと思っています。講義を聴く権利を維持するほうが大切だと思っているからです。
この一部学生を排除すれば、教室内はかなり落ち着くと思います。
神田高校の校長先生も同じことを考えたのではないかと思います。
しかし、現状の大学の考え方は違います。
「出席は必ず取ってください」
→だから来なくてもいい学生が来ます。
→学生は出席さえすれば、単位が取れると思っています。
→出席だけで単位を出している先生がいます。
→不合格率が高いと「先生の教え方が悪いからだ!」となります。
数年前、ある学生を外に出したら、その学生が教務課に駆け込んで、私が教務課から「そういうことはやめてください」と注意されました。
大学は学生に甘すぎます。
大学はお客さんですが、大学にとっては、社会に送り出す「商品」でもあるのです。
その学生を「あまあま」状態で卒業させるのは、社会のためにならないと思っています。
非常勤がクビになっても、今年は厳しく採点して、再試で救済することもしないつもりです。
少し脈絡がなくなりましたが、私は昨日の「うっせいなー!」にはかなり怒っていなす。
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