「ユニーク」なものは大好きです。
やはり、何事も他と差別化するためには、「ユニーク」なものが必要だと思います。このユニークさが、大発明を生み出す源となるかもしれません。
しかし、勘違いされるのですが、ユニークだけではいけません。
いくら発想が面白くても、基礎ができていなければ砂上の楼閣です。
いくら面白い商品開発も、食品であればまずければ意味がありません。
さて、早速、大学の定期試験の採点について、学生から自信満々で、「ちゃんと書けたのに、なんで不合格なのですか?」という問い合わせがありました。
再確認をしたところ、答案はユニークです。
事例の取り方など、私が講義でしゃべったこととは、まるで違う事例の取り方です。
しかし、そうなると、ある程度おさえるところは、おさえてほしいのです。そこが欠けています。
ですから、「ちゃんと書けていた」にはなりません。
ユニークな発想だけではダメです。
基礎的なことは面白くありませんが、重要です。
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