間もなく統一地方選。
町には赤白の幕が張られた選挙事務所があちらにも、こちらにもできています。
さて、最近、やたら目立つのが、「減税○○○」のノボリです。
先日の名古屋市議会選挙は、河村市長の減税日本が過半数は取れなかったものの、市議会第一党に躍進。
それに引きづられるように、県議会選も河村・大村同盟の減税日本と日本一愛知の会の公認候補がポコポコと出現。
さらにそれに引きづられるように、わが町の市議会選挙の立候補予定者にも「減税○○○」が出現。
「はぁ〜」
市議会選のいいところは、候補者の顔を知っていること。つまり、近所のおじさん、おばさんが、市議会議員さんであり、候補者であることです。
だから、「なんで、あのおじさんが減税なのさ……?」
という疑問がフツフツと。
名古屋市や愛知県が市民税を10%減税をして、ヒトや企業を呼び込み、産業や消費を活性化することによって、最終的には税収の増加につなげましょうという考え方は、「アリ」だと思っています。
しかし、
それを名古屋市にくっついているわが町でやると、どういう効果があるのでしょう。
だいたいこの町は、無駄遣いのしすぎで、人口増加が止まれば、財政破綻しかねない状態です。
なので、ヒトの流入をとにかく促進し、人口を増やすことが重要です。
そのためには、ヒトが名古屋に逃げないように、名古屋と市民税の計算を同じにしておくことは必要なのかもしれません。
が、それだけでいいのでしょうか、ただひたすら名古屋のベットタウンとして、人口を増やす政策にプラスして、
産業を誘致しなければなりません。
しかし、わが町には、そのソフトも、ハードもありません。
減税をすれば、最後には、税金が増加になるなんて考えているなら、アンポンタンです。
すべての政策が同じ方向で、整備していかなければ効果は発揮できないのです。
織田信長の楽市楽座も綿密な計算のもとに行われています。
天才が突拍子もなくやったわけではありません。
ただ、河村ブームに乗って、「減税、減税」と言っているのならば、アンポンタンの中のアンポンタンです。
これからの統一地方選。
アンポンタンをよく見極めましょう。
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