思想家の吉本隆明氏が死去した。
大学生時代、恩師から「読め」と勧められた『共同幻想論』はあまりにも難解で、それを理解したかといえば、NOだろう。
最近は、研究ではマーケティングが専門であり、実務では税理士であることから、企業側の視点でモノを考える癖がついているが、
吉本氏の“大衆”という視点、しかもどちらかといえば、マイナーなモノの視点の重要性について忘れていたわけではない。
この4月から、某大学で「マスコミュニケーション論」という科目を担当することになっているが、
単にマスコミがどういうものかの説明ではなく、オーディエンス(聴衆・大衆)の側に立ってマスコミについて考える必要があるのではないかと考えている。
今日のように、極度の情報過多状態が、聴衆はどのように受け止めているのか(受け止めていないのかもしれないが)、社会学的に考えてみようと思っている。
そういうことからも、本棚の隅に眠っている、吉本氏の著作をもう一度眺めてみようと思う。
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大学生時代、恩師から「読め」と勧められた『共同幻想論』はあまりにも難解で、それを理解したかといえば、NOだろう。
最近は、研究ではマーケティングが専門であり、実務では税理士であることから、企業側の視点でモノを考える癖がついているが、
吉本氏の“大衆”という視点、しかもどちらかといえば、マイナーなモノの視点の重要性について忘れていたわけではない。
この4月から、某大学で「マスコミュニケーション論」という科目を担当することになっているが、
単にマスコミがどういうものかの説明ではなく、オーディエンス(聴衆・大衆)の側に立ってマスコミについて考える必要があるのではないかと考えている。
今日のように、極度の情報過多状態が、聴衆はどのように受け止めているのか(受け止めていないのかもしれないが)、社会学的に考えてみようと思っている。
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