近頃のプロモーションの特徴は、
とにかく「話題」を作る。
ということです。
その話題もポジティブであろうが、ネガティブであろうが、とにかく話題を作って、
ネットで話題沸騰→マスメディアが取り上げる→ネット。
というように、尾ひれがつこうが、情報が拡散し、ネット上と、マスメディアとの間を話題が循環するようする。
といったところでしょうか。
AKB商法なんかはその成功例ともいえ、とにかく、仕掛けを作り続ければ、
誰かが反応して、そこから、始まっていくということです。
マクドナルドの原田社長がインタビューで、
最近の業績不振を
「驚きを提供できなかった」ことが原因と述べていますが、
そこで始まったのが、
朝マックに、他社とコラボした景品(試供品)がついてくるというサービス。
プロモーションのセオリーでいえば、何ら新しい戦術でもなく、
コラボのサンプリングで相乗効果を狙うという
「驚き」とはとてもいえない陳腐な戦術です。
あえていうなら、マクドナルドの焦りを感じます。
マクドナルドのマーケティングのうまいところは、
きめ細かいターゲティングと、
ターゲットごとのマーケティングといえます。
おそらく、ターゲットの変化や環境の変化によって、
これまでの手法が通じなくなってきたところから、
何か新しいコトをいう発想はわかりますが、
ちょっと、今回の朝マックの景品サービスについては疑問を感じます。
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