私の経験上の話ですが、
広告掲載の最終決定は媒体社側にあり、媒体社側はそれぞれの掲載基準を持っていて、
A社が掲載ができたからといって、ほかが掲載できる条件にはなりません。
なので、今回のようなことは、よくあることです。
だから、今回、大阪の橋下市長の「他社は全部載せてくれたのに、朝日新聞社だけは、維新の会の政策広告を拒否したのはアンフェア‼」という言い分には違和感を覚えます。
また、「契約をしたにもかかわらず」という主張もしていましたが、
それはあくまでも広告会社との契約のはずで、朝日新聞社との契約ではないと思います。
今朝の情報番組で、「契約していたにもかかわらず、掲載しないということならは、訴えれば勝てるんじゃないですか?」などと、無責任なコメントをしていたコメンテーターがいましたが、
そういうもめごとがないように、間に広告会社を挟むわけで、その辺のシステムはちゃんとできています。
もちろん、橋下さんも、その辺のことはわかっての発言で、バカなコメンテーターがミスリードをするのを想定しての発言だとは思います。
問題なのは、朝日新聞社が1日だけ掲載して、あとの2日の掲載を拒否した点で、
「何らかの意図が働いた」と勘ぐられてもしかたがありません。
いずれにしても、政策広告や意見広告は、
読者にとっては、「新聞社の意見」と思われる可能性がある以上、慎重な審査(やっているとは思いますが)が必要です。
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