これは、あくまでも中国に行ってきた個人的な感想なのですが、


中国経済が、失速気味であることは、よく報道されています。


しかし、上海と北京で、見ている限りでは、


失速しているということは感じられず、


むしろ、内需が拡大し、輸出による経済成長から、


内需型の経済成長に変化しているのではないかと思われます。


比較的高価格帯の百貨店や専門店では、


「見てるだけ」で購入するヒトは一部というイメージがあったのですが、


今回、観察していると、実際購入している比率が高くなっているように思われます。


また、観光地でも、地方からの国内旅行客が多く、故宮や万里の長城は、


ヒトで「ごった返している」という表現がぴったりです。


写真




つまり、それだけ、地方のヒトも北京や上海に旅行に来れる余裕のあるヒトが増えているといえます。


もちろん、所得格差が広がっているところも垣間見れますが、


実際、生活に余裕がある層の数が増えていることは間違いありません。


中国は消費市場とし大変魅力のあります。


ただし、企業間の競争が激しく、


また、競争ルールの整備が遅れていることも事実です。


されに、日中関係の悪化も(8月15日のCCTVニュースのトップは日本への批判でした)、間違いなくリスク材料です。


やはり、中国のうまく付き合っていく方法(それがわかったら苦労しないのですが)を考えていくべきではないかと思います。


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