アップル社といえば、


革新的な(人々のライフスタイルを一変させるような)イノベーションによって、


新たな価値を生み出し、


新たな市場を創造し、その先駆者となることによって成長した企業といえます。


そのため、アップル社の新製品発表は、


いつも、「今度はどんなすごいイノベーションなんだろう」と、


ワクワクドキドキ感がありました。


しかし、今回の新製品発表もどっちかというとガックリ!!


iPhoneユーザーの私の買い替え意欲は失せました。


株式市場も鋭く反応し、アップル社の株価は下落しています。



今回のガックリは、


アップル社の戦略転換。


iPhone5Cという低価格品を投入して、


シェアの回復を狙ったことです。


今までのアップル社であれば、


成熟したスマートフォンから、


それにとって代わる新たなイノベーションを市場に投入し、


再び独り勝ち市場を作り出したはずなのが、


低価格品の投入とは……。


スマートフォンで価格勝負すれば、


サムスンでもおしりに火がついている状態でもわかるように、


新興市場のメーカーに勝てるわけがありません。


さらに、最も怖いのは、iPhoneブランドの高付加価値イメージが崩れることです。



先日、中国へ行った時でも、中国国内メーカーのスマートフォンが多く普及していますが、


私の知り合いは、皆、iPhoneです。


私自身も、地下鉄の中で、iPhoneをひけらかしていました。


それが、iPhoneなのです。


今回の戦略転換。


吉と出るか、凶と出るか……。


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