今度は博士論文のコピペ疑惑(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140312-00000003-jct-soci)。
確かに博士論文は、どの大学も書庫にあるから閲覧は自由だけど、持ち出しってOKなのかなぁという疑問はさておき。
ちなみに、私が論文を書くときに、イントロダクションに相当する部分は、最後に書きます(というか、最初に書いても、間違いなく書き直します)。
なので、締め切りギリギリになって残るのはこの部分。
なぜ、そうなるかというと、想定していた結論が、(私の場合は、調査などによって)うまく導き出せない場合が多いからです。
だから、それに合わせて、イントロダクションを書かないと、論文の整合性が取れなくなります。
じゃあ、何で結論もまともに出てないのに、書くんだという話になりますが、
1つは、研究過程であっても発表して、いろいろな先生から意見を聞きたいということと、
「実績」のため、定期的に発表をしていくという理由からなのです(私の場合は、こっちの理由のほうが強いのですが)。
あと、私の指導教官はよく、論文はまず註(レファレンス)から読むと言われていました。、
つまり、註を読めば、専門外であっても、その良し悪しがわかるということです。
おかげで、註の書き方は、今でも慎重です。
今回の騒動。
あらぬ方向へ報道がいってしまって、オイオイという感じですが、
この先の影響が心配です。